息子への愛、国家への忠誠…「My Boy Jack」が描く家族
戦地に息子を送り出した一家の苦悩を描く舞台「My Boy Jack」が10月7日(土)に開幕する。9月下旬に行なわれた稽古の模様を取材した。ノーベル文学賞受賞作家で、「ジャングル・ブック」の作者としても知られ、第一次世界大戦で息子を戦地で亡くしているラドヤード・キプリング。彼の手による同名の詩を戯曲化した本作。上村聡史が演出を務め、眞島秀和が一家の長・ラドヤードを演じ、その妻・キャリーを倉科カナ、戦地へと赴く長男・ジョンを前田旺志郎、そして、姉のエル…