名作を映像で体感! 五感で体験する没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」開催中

ゴッホが描いた「ヒマワリ」「夜のカフェ・テラス」などが、クラシック音楽に乗って、走馬灯のように目の前に迫ってくる――。世界で850万人を動員した、ゴッホの3000点以上の絵画を映像で見せる没入型の展覧会「ゴッホ・アライブ」が、兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで開催中だ。「ゴッホ・アライブ」チケット情報ギャラリーの入り口付近には、ゴッホの生涯を時代別にしたパネルが並ぶ。心引かれるのは、ゴッホが残した言葉の数々だ。「絵画にはそれ自身の命があり、そ…

鶴屋南北の悪の魅力をたっぷりと! 幸四郎が『絵本合法衢』で初役

4月8日(土)に初日を迎える、明治座創業百五十周年記念『壽祝桜四月大歌舞伎』。昼の部(11:00開演)は、『義経千本桜 鳥居前』と『大杯觴酒戦強者(おおさかづきしゅせんのつわもの)』、『お祭り』で、華やかな春のにぎわいにピッタリのラインナップ。一方の夜の部(16:00開演)は、『絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)』を通し狂言で上演する豪華版だ。今回、昼の『大杯』で内藤紀伊守を、夜の『合法衢』では左枝大学之助と太平次(2役)を、どちらも初役で勤める松本…

「絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」受賞作品決定!

梅田スカイビルタワーウエスト27階にある「絹谷幸二 天空美術館」が小中学生を対象に募集した「第2回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」の受賞作品が決定し、『優秀作品展』として3月18日(土)より同美術館にて一般公開されている。「絹谷幸二 天空美術館」チケット情報「私の夢、大好きな時」というテーマで募集された今回のコンクールには、全国から1796点の応募があり、その中から厳正な審査を経て、絹谷幸二キッズ賞 グランプリ1点、部門(小学校低学年・…

型のない無手勝流な鶴瓶噺は、続けないとダメなんです。

2023年の春も、鶴瓶噺の季節がやってくる。「日常で起こる本当の出来事が一番おもしろい」と語る男が、日々残しているメモからチョイスしていたのは285個の鶴瓶噺の素。2022年のエピソードからの厳選した数である。あらゆる出来事があっという間に過去になるスピード狂の時代に、笑福亭鶴瓶は焦らずゆったりと今日も自然体だ。2022年を振り返って、真っ先に思い浮かんだというキーワードも“らしい”ものだった。「2022年は……友達が増えました。『A-Studio+…

土居裕子×高橋由美子 孤独な現代を生きる人たちに贈る「サンキュー・ベリー・ストロベリー」

韓国で大人気を博したオリジナルミュージカルで、孤独な老女と彼女の元に突然やってきた人間そっくりのケアロボットの交流を描く「サンキュー・ベリー・ストロベリー」が4月5日に開幕する。老女・エンマをWキャストで演じるのは土居裕子と高橋由美子。歌あり、ハートフルなドラマありの本作の魅力について語ってもらった。「孤独な老女とロボットの青年の話と聞いて『やります!』と言いました」と明かすのは土居。「人間はやっぱり最後はみんな一人。私自身、そろそろ“終活ノート” …

川原一馬、永田崇人ら卒業予定メンバーも出演!C.I.A.の春イベントがまもなく開催へ

キューブの若手俳優のサポーターズクラブ「C.I.A.(Cube Infinity Artists)」によるファンイベント『春のI(ラブ)争奪最終決戦』が2023年4月9日(日)、品川インターシティホール(東京都港区)で開催される。「メンバーの何人かが今年いっぱいでC.I.A.を卒業するので、特にこの1年は今いるメンバーと、そしてファンの皆さまと一緒に、とにかく楽しんでいきたいですね」と話すのは、自身もC.I.A.を卒業する川原一馬。「卒業をしても個人…

佐々木秀実「ここからが第3章」 20周年記念コンサートが東京・大阪で開催へ

シャンソン歌手の佐々木秀実による『佐々木秀実 デビュー20周年コンサート2023~歌は我が命~』が2023年4月15日(土)に東京・I’M A SHOW(アイマショウ)で、22日(土)に大阪・心斎橋PARCO14F SPACE14で開催される。阿久悠氏に見出され、2002年にオリジナル楽曲「懺悔」でCDデビューした佐々木秀実。本来ならば昨年2022年が20周年だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響があり、今年に記念コンサートを開催することに。佐…

なでしこ、ピンクのアウェイ新ユニで狙うは12年ぶり世界一

3月23日、アディダス『サッカー日本女子代表2023 ユニフォーム』発表会が行われた。『FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』でなでしこジャパンが着用するアウェイユニフォームが国立競技場でお披露目されたのだ。発表会には佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督とともに日テレ・東京ヴェルディべレーザの小林里歌子、植木理子、藤野あおばも参加。新たなユニフォームに袖を通した選手たちは率直な感想を口にした。小林「とても女性らしく…

首都圏のプロ・オーケストラからメンバーが集結。特別編成オーケストラで、喜びの讃歌を響かせる。

〈ありがとう〉と〈ようこそ〉を、心から!―首都圏で活躍する13のプロ・オーケストラから、この日のためにメンバーが集まって開かれる、幸せな音いっぱいの祝祭イベント《オーケストラの日》が帰ってきます。コロナ禍でやむなく中止が続いていたこの《オーケストラの日》、毎年3月31日(「ミミにいちばん」という語呂合わせでこの日になりました)を中心に開催される人気イベントです。日本オーケストラ連盟に加盟する全国のプロ・オーケストラが、初めてのかたにも親しみやすい …

「言葉」を獲得していく苦悩、『カスパー』初日レポ

19世紀はじめ、ドイツで発見されたおよそ16歳のカスパー・ハウザー。ほぼ言葉が話せず、地下牢で生きていたと思われる実在の少年を描いた舞台『カスパー』が、3月19日(日)に東京芸術劇場シアターイーストにて開幕した。カスパーを演じるのは、映画やドラマで活躍し、今回が初舞台となる寛一郎。幕開け、誰かに無理やり操られるようにカスパーが立ったり倒れたりを繰り返す。そのカスパーの第一声、不明瞭な発音で叫ばれる「ぼくはそういうまえにほかのだれかだったこと …