クールな新演出のカルメン!ブルガリア国立歌劇場

ブルガリア国立歌劇場の3年ぶりの来日公演が幕を開ける。1890年以来の伝統を持つ同劇場は、アンナ・トモワ=シントウやゲーナ・ディミトローヴァ、ニコライ・ギャウロフらの名歌手たちを育んできた東欧の名門だ。今回は、この日本公演のために新たに制作した新演出のビゼー《カルメン》を携えての来日。現地では昨年11月に初演されて大成功を収め、10数回もの追加公演が行なわれたという評判の舞台である。初日を2日後に控えて行なわれた舞台リハーサルを取材した(10月3日・…

土田英生の名作リニューアル上演『-初恋2018』

1997年の初演以来、何度も上演されてきた土田英生(劇団MONO)の人気作『-初恋』が、登場人物を増やして現代の世相を切り取り『-初恋2018』としてリニューアルされた。9月27日(木)に東京・東京芸術劇場シアターウエストで幕を開け、10月4日(木)まで1週間上演している。【チケット情報はこちら】とある島に建つ「ハイツ結城」。そこには同性を愛する男性ばかりが入居している。初代管理人・結城の哲学を尊敬する堅物の笹川(デビット伊藤)、密かに女装に興味を持…

土田英生の名作リニューアル上演『-初恋2018』

1997年の初演以来、何度も上演されてきた土田英生(劇団MONO)の人気作『-初恋』が、登場人物を増やして現代の世相を切り取り『-初恋2018』としてリニューアルされた。9月27日(木)に東京・東京芸術劇場シアターウエストで幕を開け、10月4日(木)まで1週間上演している。【チケット情報はこちら】とある島に建つ「ハイツ結城」。そこには同性を愛する男性ばかりが入居している。初代管理人・結城の哲学を尊敬する堅物の笹川(デビット伊藤)、密かに女装に興味を持…

3年目のB1開幕戦・千葉×川崎はニック次第!?

開幕戦はただの60分の1ではない。特別な意味を持つ。B1リーグ16チームが10月6日(土)に第1節に臨むのに対し、2日も早い開幕戦となればなおさらだ。千葉ジェッツ・富樫勇樹と川崎ブレイブサンダース・篠山竜青、日本を代表するふたりのPGは先出し開幕戦の重責を十分に理解していた。【チケット情報はこちら】「2年前のBリーグ開幕戦、アルバルク東京×琉球ゴールデンキングスを見て、そこへの憧れも持っていた。今回は先出し開幕戦としてやらせてもらえる。ただの開幕戦で…

歌う!踊る!裁く!新感覚ショー「おとぎ裁判」開幕

古谷大和が主演を務める「おとぎ裁判」が9月27日に開幕。初日に先がけ、公開ゲネプロ、囲み取材が行なわれた。【チケット情報はこちら】脚本を神楽澤小虎、演出を村井雄、また音楽に桑原まこ、振付に野田裕貴を迎えた、オリジナル作品となる今作。おとぎの国の奥深くにある「幻火の館」。裁判長のアケチ(古谷大和)、その執事ジュード(東 拓海)が住むその館には、公平なる判決を求め、夜ごと様々なおとぎの国の住人が訪れる。さらに敏腕で誠実な弁護人ブルー(古畑恵介)、ナルシス…

まさにイリュージョン!新時代の新国、魔笛で開幕

大野和士が新芸術監督に就任した新国立劇場の2018/19オペラ・シーズンがいよいよ始まる。その記念すべき開幕を飾るのはモーツァルトの《魔笛》。10月1日に行われた最終の舞台稽古を取材した。【チケット情報はこちら】海外での豊富な劇場キャリアで磨き抜かれた大野の眼が、「ぜひこれを日本で!」と自信を持って選んだのが、この、現代美術の巨匠ウィリアム・ケントリッジ演出の《魔笛》。2005年にケントリッジが初めて本格的に手がけたオペラ舞台で、すでに世界各地で上演…

DEAR KISS×Meik、4都市ツーマンツアー開催

高いパフォーマンスが持ち味で、TSUTAYA O-WEST、SELENE b2と大箱でのワンマン公演を次々と成功させるダンスボーカルユニット「DEAR KISS」と2013年にメジャーデビューした元J☆Dee’Zにして、自ら振付を行う今話題のシンガー「Meik」が東名阪九州ツーマンツアーを開催する。「DEAR KISS/Meik」チケット情報東京以外の3都市では各エリアを拠点とする実力派ゲストを招き、彼女たちのステージを盛り上げる!!そしてファイナル…

原作を知る人も知らない人も。『生きる』鹿賀丈史チーム稽古レポ

市村正親と鹿賀丈史がWキャストで主演を務める黒澤明 没後20年記念作品『ミュージカル 生きる』が10月7日(日)に開幕する。市村と鹿賀の2チームで上演される本作の、鹿賀チームの通し稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、黒澤明監督の代表作「生きる」(1952年)を初めて舞台化した作品。演出は宮本亜門、作曲・編曲は「デスノート THE MUSICAL」などのジェイソン・ハウランド、脚本・歌詞はディズニー作品の訳詞でも知られる高橋知伽江。役所の市…

加藤和樹が役者としての今を賭けて挑む、サスペンス劇『暗くなるまで待って』

オードリー・ヘプバーン主演の映画でも知られるフレデリック・ノットの名サスペンス劇『暗くなるまで待って』が、深作健太演出で上演される。盲目の主婦スージーの家に、ひょんなことから麻薬の隠された人形が持ち込まれ、これを奪おうとする男達を相手にスージーが孤軍奮闘する物語だ。【チケット情報はこちら】スージーが相手にする悪党のひとり、ロートを演じる加藤和樹は「2007年に日本で上演された舞台を観て、“なんだこの芝居は!”と衝撃を受けたんです。ロート役は浦井健治さ…

市川染五郎が表紙の「ステージぴあ関西版」10+11月号発行!

演劇、ミュージカル、伝統芸能など、舞台に関する最新情報やインタビューをお届けするフリーマガジン「ステージぴあ関西版」。10月1日発行の最新号で表紙を飾るのは、11月に新開場する京都・南座で襲名披露を行う市川染五郎。インタビューでは、出演する『勧進帳』、『連獅子』に向けての意気込みや、歌舞伎への思いを聞いた。「當る亥歳 吉例顔見世興行」チケット情報はこちらほか、現代能楽集『竹取』、KERA・MAP #008『修道女たち』、M&Oplaysプロデ…