シェイクスピアの問題作上演に岡本健一「政治家に見てほしい」

新国立劇場にてシェイクスピアが同時期に執筆した『尺には尺を』、『終わりよければすべてよし』の2作のダークコメディが交互上演される。8月31日、制作発表会見が行われ、演出の鵜山仁をはじめ、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニンら総勢20名が出席した。この2作は“ダークコメディ”に分類され、同時代に執筆された表裏一体をなす2作とも言われる。シェイクスピア作品には珍しく女性が物語の主軸となっているのも特徴。問題作とも称され、“ベッド・トリック“(相手を欺き、…

FC東京×福岡、勝負の3連戦がスタート!

難しい3連戦となる。FC東京とアビスパ福岡が9月3日(日)・『明治安田生命J1リーグ』第26節から6日(水)・10日(日)・『JリーグYBCルヴァンカップ』準々決勝まで、8日間で3試合を行う。10勝5分10敗・勝点35の8位の福岡にとっても、9勝6分10敗・勝点33の10位のFC東京にとっても、譲れない3連戦となる。FC東京はここ2試合で上位勢と「エンターテインメント性の高いゲーム」(ピーター・クラモフスキー監督)を展開した。第24節・横浜F・マリノ…

the band apart主催イベント『GREENSPIA』のゲストが決定!

the band apartが大阪限定で開催するイベント『SMOOTH LIKE GREENSPIA』が、10月21日(土)・22日(日)の2日間、大阪・服部緑地野外音楽堂にて開催される。『the band apart 25th Anniversary SMOOTH LIKE GREENSPIA 2023』 チケット情報今年はバンド25周年のスペシャルバージョン!DAY1(21日)は、エレクトリックなthe band apartが登場。ゲストに、YO…

六甲山上で「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」開催中

神戸・六甲山で現代アート作品が楽しめる芸術祭『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』が8月26日(土)に開幕、公募と招待のアーティスト計50組による絵画や彫刻など幅広いジャンルの作品が、六甲山上の9会場で展開されている。『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond 鑑賞パスポート引換券』 チケット情報14回目の開催となる今年は、初めて『表現の向こう側(にあるもの)Beyond Representation』というテーマが設定され、各…

ジャニーズJr.林一敬が名探偵に挑戦。舞台『呪縛の家』

世界の名作ミステリーを舞台化してきたプロジェクト「ノサカラボ」が、8月・9月に東京、福岡、大阪にて神津恭介シリーズ『呪縛の家』を上演する。原作は高木彬光の推理小説で、明智小五郎、金田一耕助と並ぶ「日本三大名探偵」の1人と言われる「神津恭介」が、難事件を解決する本格ミステリーだ。開幕を翌日に控えた8月25日(金)、主演の神津恭介を務めるジャニーズJr.の林一敬、濱田龍臣、内海光司、片岡鶴太郎、演出家の野坂実が舞台への意気込みを語った。林は「約一か月間み…

『FM802 MINAMI WHEEL 2023』第二弾出演アーティスト234組&日割り発表!

テキサス州オースティンで行われている音楽を中心としたフェスティバル・SXSW(south by southwest)をモデルに大阪ならではのアイデアを盛り込みながら、毎年秋に大阪ミナミエリア一帯にて開催してきたショーケース・ライヴ・フェスティバル 『FM802 MINAMI WHEEL』。『Eggs presents FM802 MINAMI WHEEL 2023 25th ANNIVERSARY』 チケット情報今年も、10月7日(土)・8日(日)、…

保坂知寿、霧矢大夢、平体まひろがチェーホフの『三人姉妹』に挑む

公演ごとに実力派役者陣をそろえ、演出家・大河内直子が名戯曲の魅力を掘り起こすユニットunrato。10作目となる今回は、チェーホフの『三人姉妹』がいよいよ登場。長女のオーリガ役は、劇団四季を退団後も的確な演技力で活躍する保坂知寿、次女のマーシャ役は、元宝塚歌劇団トップスターで誠実な芝居と豊かな歌唱力に定評のある霧矢大夢。そして三女イリーナには、所属する文学座のほか外部公演や映像作品にも進出中の平体まひろが扮する。3人に意気込みを聞いた。「このおふたり…

「マジで娯楽です」 木ノ下歌舞伎『勧進帳』が東京で初上演!

木ノ下歌舞伎による『勧進帳』が2023年9月1日から東京芸術劇場シアターイーストにて開幕する。2010年初演、16年に再創作され、フランス・パリ公演でも好評を博した本作。義経一行の関所越えを描いた忠義の物語を大胆に再構築し、既成概念を打ち破った快作がいよいよ東京で初上演される。「僕としては一生かけて、ずっとやり続けていきたい作品。このメンバーで命尽きるまで、このキノカブ版『勧進帳』が古典になるまでやり続けたい」と出演する坂口涼太郎は熱い思いを話す。2…

洋楽や昭和歌謡で聴かせる、邦楽囃子の新しいライブ

「お囃子」というと、お祭りで聞こえてくる軽快な鉦や太鼓の音を想像してしまうもの。ところが“あの音”はもちろん、もっと洗練された形で演奏を行い、歌舞伎などの舞台を支えているのが邦楽囃子だ。その魅力を知ってもらうため、囃子方の望月秀幸と望月左太寿郎が始めたのが、ライブユニット「お囃子プロジェクト」。第19弾となる今回は、「四拍子(しびょうし)」と呼ばれる締太鼓(しめだいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓、笛の演奏に加え、ゲストに尺八やアコーディオン、ウッド …

林翔太・寺西拓人コンビが初演とは役替わりで挑む『ロジャース/ハート』

『マンハッタン』『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』『ブルー・ムーン』など、1920~1940年代に多くのヒット曲を生んだ作曲家リチャード・ロジャースと作詞家ロレンツ・ハート。彼らの出会いと活躍を彼ら自身の楽曲で綴ったミュージカルが、この『ロジャース/ハート』だ。好評を博した2018年の日本初演から5年、待望の再演を迎える。奔放なハートを演じるのは、林翔太。初演ではロジャースを演じ、「ミュージカルの右も左も分からないような状態」だったと話すが、この5年…