驚きの詰まった観劇体験。『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』で観たことのない佐々木蔵之介を観よ!
2017年、ピンクと黒で構成されたポスターの雰囲気に惹かれて観た『リチャード三世』に大きな衝撃を受けた。耽美な世界観の中で繰り広げられるシェイクスピア劇、権力に執着するあまり狂気にとらわれる佐々木蔵之介のリチャード三世、クライマックスの盛り上がり! あれから5年。演出家・シルヴィウ・プルカレーテ×佐々木蔵之介がタッグを組む2作目に選ばれたのは、モリエールの『守銭奴』。フランスを代表する劇作家の、17世紀半ばに生まれた作品だ。ミニマムで美しい舞台美術の…