フルトヴェングラー1952年ローマでのワーグナー《神々のたそがれ》第3幕演奏会形式ライヴが復活!

1982年、(市販)世界初出LPとなった伊チェトラ盤。ミラノ、ディスコス社制作のこの音源をキングレコードは84年に国内発売しましたが、CDは未発売のまま、マスターテープは倉庫に眠っておりました。今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から初のCD化!もとの音源は放送用ディスクらしく、スクラッチノイズも残っていますが、音質自体は録音年を考えれば良好。さらに今回、LPは2枚組でしたが、1CDに長時間収録…

フルトヴェングラーとの共演で有名~ピエトロ・スカルピーニ・エディション「ブゾーニ&リスト作品集」(6枚組)

ピエトロ・スカルピーニ。フルトヴェングラー・ファンならご存知のイタリアの名ピアニスト。1911年に生まれた彼は、ミケランジェリ、ポリーニ、チアーニよりも前の世代のイタリア・ピアノ界の大御所です。カセッラやレスピーギ、ヒンデミットに師事し、第2次大戦後イタリア・ピアノ界の指導的立場に立っていました…

兄弟ピアノ・デュオ、レ・フレールの兄、斎藤守也の最新ソロ・アルバム『STORIES』は、上質な映画のような珠玉の14のストーリー・アルバム

1台4手連弾のピアノ・デュオ、レ・フレール兄としてだけでなく、ソロとしても活躍する斎藤守也。最新ソロ・アルバムは、結婚する恋人たちに贈った“一本道”や大いなる自然への敬意を壮大に表現した“SHINRA”など、様々な世界をピアノで描き、語った珠玉のアルバム…

1947年ベルリン楽壇に復帰したフルトヴェングラーのワーグナー《トリスタンとイゾルデ》秘蔵音源が復活!

1984年、世界初出LPとなった伊チェトラ盤。ミラノ、ディスコス社制作のこの音源をキングレコードは同年に国内発売。CDは91年にチェトラ輸入盤を国内仕様で発売しましたが、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ったままでした。今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から初のCD化!さらにボーナストラックとして、同日の上演前のリハーサル風景の音源を収録。同一音盤に集められるのは世界初となります…

カウンターテナーのマールテン・エンゲルチェス、2枚目のアルバム『もうここにはいない~J.S.バッハ:カンタータ集』

古楽界で大活躍のオランダ出身のカウンターテナー、マールテン・エンゲルチェス。今回は「もうここにはいない」というドイツ語のアルバムタイトルの通り、「死」をテーマに、バッハの有名カンタータ3曲を中心に、最初と最後にブクステフーデとヨハン・クリストフ・バッハのアリアを配置したアルバムです。2019年秋に同名のオランダ国内ツアーを実施し、その成功を受けてレコーディング!…

フィリップ・ビアンコーニ、ネステロヴィチ&モンテカルロ・フィルがブラームスのピアノ協奏曲第1番&第2番を録音!(2枚組)

フランスの名ピアニスト、フィリップ・ビアンコーニが長いキャリアの中でも数少ないピアノ協奏曲を録音!ブラームスの協奏曲2曲を、室内楽を得意とするビアンコーニらしくネステロヴィチ率いるモンテカルロ・フィルとともにきめ細やかなアンサンブルを披露しています。2019年3月、セッション録音…

ロフェ&モンテカルロ・フィル~ブルーノ・マントヴァーニ:交響曲第1番&“アブストラクト”

フランス現代作曲家ブルーノ・マントヴァーニの新作2篇。ベルリオーズの“幻想交響曲”になぞらえた“交響曲第1番”と、独奏チェロとオーケストラのための“アブストラクト”(モンテカルロ・バレエ団の芸術監督をつとめるジャン=クリストフ・マイヨーが振付したバレエのために書かれた作品)の2018年4月26日の初演ライヴを収録…

アンドルー・デイヴィス&トロント交響楽団~マスネ“歌劇「タイス」”全曲盤!(2枚組SACDハイブリッド)

アンドルー・デイヴィスとトロント交響楽団の新録音はジュール・マスネの叙情喜劇“タイス”の全曲録音。エリン・ウォールやジョシュア・ホプキンスといったカナダの名歌手たちによる歌唱、Chandosによる高品質SACDハイブリッド録音にも注目です…

ジャン=エフラム・バヴゼ~ベートーヴェンと同時代の作曲家、ヴェルフル、クレメンティ、フンメル、ドゥシークのピアノ・ソナタ集

ジャン=エフラム・バヴゼが贈るベートーヴェン生誕250周年記念アルバム!ヴェルフル、クレメンティ、フンメル、ドゥシークら、ベートーヴェンと同世代でベートーヴェンのことをよく知り交流もあった4人の作曲家たちのピアノ・ソナタ集

現代音楽作曲家ヴィンコ・グロボカール自作自演!“本音のひとり言”、“ノアの方舟の騒々しいソプラノ”、“霧の中の万華鏡”

レイボヴィッツとべリオから作曲を学んだスロヴェニア系フランス人のコンポーザー=トロンボニスト、ヴィンコ・グロボカールが2010年代に作曲した3作品。アルウィン・プリチャードの狂気的な独演劇“ノアの方舟の騒々しいソプラノ”などが収められています…